【7月16日】
(AM)
朗読…。それは、同じ“しゃべる”という作業ではあるが、自分の言葉として発する議会での質問や、様々なアレンジが可能な落語などとは異なり、他人様が書いた文章を正確かつ、(文字が目で追えない)聞き手にも理解されるよう読まなければならないため、想像以上にプレッシャーがかかる。
ましてや、聞き手にこんな近くから澄んだ瞳で凝視されると…。『あぁ~、そんなに見んといて!!』
この日、朗読ボランティア『ひばりの会』の活動の一環である本の読み聞かせで、真岡小学校を訪問する。
(PM)
二宮町民会館で行われた第9回合併協議会を傍聴する。
この日、いよいよ大詰めとなった協議では『新市基本計画』と『合併協定書』の内容が正式に了承された。
今後、8月6日に合併調印式が行われ、9月には真岡・二宮両市町の議会で議決が行われる。
【7月14日】
真岡市水防協議会が行われた。これは水害に備えての防災計画を策定する会議で、市議会からは通常、正副議長と総務委員長が出席している。
会議の最中、ふと『外国人を対象とした防災の取り組み』について6月議会で質問をした議員がいたことを思い出し、『水害の際、外国人の避難・誘導はどうするのか?』と質問をしたところ、『それは各地域で取り組んで欲しい』という答えが返ってきたので、正直驚いてしまった。
確かに、外国人とも協力し合って地域で助け合う土壌をつくることは大切だが、双方の言葉による意思疎通が心許ない中で、果たして地域まかせにして良いものなのだろうか。やはり市全体として考えるべき問題と思い、『今後の課題として検討していただきたい』と要望させていただいた。
【7月8日〜10日】
総務常任委員会の行政視察で愛知県豊川市と三重県伊賀市に赴く。今回のテーマは①市民活動センターの運営と、②議会改革だった。
(愛知県豊川市)
同市では、平成14年度に市民活動の拠点施設『ほっと!』を中心市街地の空き店舗を活用してオープンさせている。開設当初からNPO法人が施設の運営を担ってきた。
その後、駐車場や施設のバリアフリー化、行政や社会福祉協議会との連携等が課題となり、平成18年度から市の社会福祉会館内に『ウィズ豊川』を整備。運営主体もNPO法人から社会福祉協議会に移った。これまでの経験の中で、公営・民営双方のメリット・デメリットを熟知しているのが、同市の大きな特色であると言える。
個人的に朗読ボランティアに関わっている者からすると、作業スペース(音訳室や点訳室等)と相談窓口が同じ場所にあるのは、大変使いやすいだろうな…と感じた。
また、
①市民活動と自治会活動について行政側の担当が同一である(生活活性課)こと
②専門のボランティアコーディネーターを配置している(以前『ほっと!』を運営していたスタッフが担当)こと
③NPO法人ステップアップ事業補助金等、資金面でのサポートも整っていること
④利用者による運営協議会が設けられていること
等については、今後真岡市でも参考にしていかなければならないと感じた。
(三重県伊賀市)
全国の市議会では最も早く『議会基本条例』を制定(平成19年2月28日)させた同市。議会活性化の先進地として全国から注目を浴びている。
議会活性化と一言で言っても様々な手法があるだろうが、同市の場合、全議員がグループに分かれて市内各地区を回る『議会報告会』の開催や、各常任委員会が要請を受けて行う『出前講座』等、市民とのコミュニケーションを積極的にとりながら議会全体のレベルアップを図る(確かに、市民の前で説明する際にはそれなりに勉強が必要になる)というのが大きな特徴であると感じた。
また、議員同士が政策・提言を持ち寄り議論する場『政策討論会』は、北海道栗山町の条例にも盛り込まれていない同市独自のもので、制定後これまでに5回行われてきたという。『全国の地方議会を見ると、これまで議員対執行部の議論はあったが、議員同士による議論は全くなかったのでは…』説明にあたった前田裕三議会事務局長の問題提起は重く受け止めなければならない。
この『議会基本条例』制定については、当時の安本美栄子議長が平成19年の議長選挙立候補にあたって同条例の制定を公約として掲げ、就任後に強力なリーダーシップを発揮して実現にこぎつけたことも特筆すべき点である。
【7月5日】
真岡青年会議所と郡・市のPTA連絡会の共催事業で、陰山英男氏の講演会『学力は一年で向上する』が市民会館で行われた。陰山氏は、広島県の尾道市立土堂小学校長時代に『早寝、早起き、朝ご飯』の提唱や、『百ます計算』の活用等を通じて、子ども達の学力向上に取り組んだことはあまりにも有名。
講演では、日本の子ども達の学力低下の現状や、土堂小校長時代の取り組みに触れながら、今後労働市場のグローバル化が一層加速する中で学力向上策は急務であること、さらに子ども達の生活習慣を見直すことで学力は飛躍的に向上すること等を訴えた。
保護者達の関心も高く、この日市民会館には約850名が集まったが、教育施策に関わる行政関係者や議員等にももっと聞いて欲しかった。
【7月1日】
二宮町のせんだん幼稚園で行われた『創造美育勉強会』に出席。
創造美育とは、真岡市ゆかりの美術評論家・久保貞次郎氏が提唱した考え方で、子ども達の意思に任せて絵を描かせることで主体的に物事に取り組ませる姿勢を養うというもの。また、子ども達の描く絵は1人1人個性があり、その作品からは子ども達が抱えている心理状況まで読み取れるのだという。
真岡青年会議所では、約20年前からこの考えを普及させるため『芳賀教育美術展』を開催。さらに一昨年から、より浸透を図るため勉強会を開いている。