【2月27日・28日】
2日間にわたって質疑・一般質問が行われ、私は27日の午後と28日の午前に議長役を務めた。基本的に真岡市議会での正副議長の任期は1年間。つまり、副議長として議長役を務めるのは今回が最後となる。振り返ってみると、議員の不穏当発言をはじめ様々なハプニングもあり、その都度どう対処すればよいのか悩みもしたが、最後となると感慨深くもなる。
今回、質問に立ったのは10名の議員だった。取り上げられたテーマとして多かったのは、放射線対策を含めた震災復興関係のもので、5名の議員が質問をした。また、真岡市が平成24年度から実施する『SLの走るまち拠点施設整備事業』についても3名の議員が、事業内容や期待される効果などについて問いただした。
以前と比べて、再質問を繰り返して市長などに喰い下がる議員の姿が増えてきたように感じた。議会が執行部の監視役であることを考えれば好ましい傾向だと思う。
その一方で少し気になったのは、本来は議員間で話し合うべき『議会制度改革』について、市長に考えを問う光景が見られたこと。市民へのパフォーマンスも考えての行為かもしれないが、まずは議員協議会などでしっかりとご発言いただきたいのだが…。
また、初日の27日には『議場コンサート』が行われ、舞が丘合唱団の皆さんに素晴らしい歌声を披露していただいた。これは市民の方々にもっと気軽に議場に足を運んでいただくきっかけづくりとして行ったのだが、傍聴者の数が通常よりもはるかに多かったので本当に嬉しい限り。
なお『議場コンサート』は、今後も質疑・一般質問初日の開会前に継続して行っていく予定。
【2月21日】
2月定例議会が開会。今回、執行部から出された議案は『平成24年度真岡市一般会計予算』など39件。
来年度の予算案を見ると、震災復旧に絡んだもののほか、運動公園整備やSL展示館建設など大型の公共事業も目立つ。
我々議員も、今まで以上に慎重な議論を行っていく必要がある。
2月定例議会の日程は以下の通り。
2/21 開会
2/27 質疑・一般質問(1日目)
質問者:鶴見 真 議員
高橋 昇 議員
春山 則子 議員
七海 朱美 議員
佐藤 和夫 議員
2/28 質疑・一般質問(2日目)
質問者:大根田悦夫 議員
野沢 達 議員
渡邉 隆 議員
飯塚 正 議員
星野 守 議員
3/2・5 文教・民生産業各常任委員会
3/6・7 総務・建設各常任委員会
3/12 予算審査特別委員会
3/14 閉会
なお、質疑・一般質問1日目の2月27日の開会前には『議場コンサート』が行われ、今回は『舞が丘合唱団』の皆さんが歌声を披露される。今後もコンサートは、定例議会で質疑・一般質問の初日開会前に行われる予定なので、ぜひこちらもお楽しみいただければ幸いである。
【2月16日】
(AM)
この日は午前中に、真岡市の適応指導教室『ライブリー教室』が開催している作品展にお邪魔をする。
現在、この教室には不登校となっている10数名の生徒達が通級している。
作品展では、生徒達による絵画、書道、編み物などが展示されていたほか、昨年4月からこの1年間の教室での活動が紹介されていた。
学校という空間には馴染めなかったかも知れないが、それでも精一杯頑張ってきた、そうした生徒達の想いが伝わってくる。
恥ずかしそうにしながらも、明るい表情で私達来訪者に案内をしてくれる様子を見ていると、こちらも温かい気持ちになる。
(PM)
『ライブリー教室』の作品展の後、高根沢町に移動。県内の若手議員による政策研究会『野嵐会』の勉強会が行われた。
この日のテーマは『住民と行政による“協働”のあり方』。NPOと連携して運営されている『エコ・ハウスたかねざわ』と『フリースペースひよこの家』を視察する。
『エコハウスたかねざわ』では、施設の運営に携わっているNPO職員の増田茂さんから説明を受けた。何よりも印象的だったのは、増田さんが何とも楽しそうに我々に語りかけてくること。
自分の経験として、増田さんのように行政との橋渡しを担っている立場の方は『今まで行政がいかに無理解だったか』話をされるケースが多いのだが…。これまでも高根沢町は、協働のまちづくりを進めるにあたって、住民と行政の連携がうまくいっていることは知られていたが、それを物語るような光景だった。
増田さんによれば、当初は高根沢町でもうまく連携できず、悩むことが多かったらしい。しかし、少しずつ行政と話し合う時間をお互いがとるように心掛けたことで、今日の良好な関係が築けたとのこと。
真岡市としても協働の“第2ステージ”に向けて何をやるべきか、教えられたような気がした。
その後出向いた『フリースペースひよこの家』は、不登校の子ども達を対象とした施設。県内では唯一、公立のフリースクール(学校復帰を前提としていない施設)として知られる。午前中に真岡市内で『ライブリー教室』の作品展を見たこともあり、図らずも双方を比較しながらの視察となった。
高根沢町では当初、町の公民館の中に適応指導教室を開設していたが、通級する子ども達がほとんどなかったた。そこで、不登校の子ども達と向き合ってきたNPOの関係者から意見を聞きながら、現在の『ひよこの家』を平成15年9月に開設している。
『学校のにおいがしない場所』を目指して、町の郊外にあった古民家を改築して運営されている。そのため、子ども達は気軽に立ち寄ることができるようになったようだ。
『町の中心部から離れていて通級には不便なのでは…』『周辺に運動場や図書館などの公共施設があった方が活動の幅が広がるのでは…』という疑問(『ライブリー教室』と比較して感じたこと)を抱いたので質問してみると、『子ども達にとっては“便利さ”よりも“雰囲気”の方が重要で、家から通う距離はあまり関係ないようだ』というのが、『ひよこの家』の先生方の意見だった。
またそのほかに、専門家を招いて行われるユニークなカリキュラムも、非常に参考とすべき点が多かった。
【2月14日】
2月定例議会の開会を1週間後に控えて、この日は会派代表者会議、議会運営委員会、議員協議会と会議が続いた。
それぞれの会議では『議員の自治会役員就任は今年度をもって辞退すべき』『議員同士の情報共有化を図るために議員協議会はもっと頻繁に開くべき』『一般質問の方法は“一問一答方式”に切り替えるべき』といった、議会改革に関する提案が出席議員から出された。こうした意見が出ることは大変ありがたく、私としてはできるだけ2月定例議会の期間中に方向性を見出していけたらと考えている。
その後、午後2時から栃木市議会の大川秀子議長をお招きし、議員全員で研修会を行った。テーマは『議会基本条例』について。
栃木市議会での取り組みは、これまでも研修会などを通じて私自身も度々勉強させていただいたが、実現に向けて動き出す段階では、議会全体で共通認識を持つことが必要不可欠であると感じている。
各議員とも『近隣の市議会ではここまで改革が進んでいるのか』ということに大きな刺激を受けていたようで(何より“実践者”なので説得力が違います)、大川議長の講演後に質問を投げかける議員も多かった。
これからの課題は、学んだことをどう活かし、実現させていくかだ。
















